白ちゃんのこと
2011.09.19 Mon 00:00
白ちゃんは 一人暮らしのおばあさんの飼い猫だったそうです。
おばあさんが亡くなり 地域猫になりました。
無人の家の前に カリカリや 残り物を運んでもらっていました。
ある日 白ちゃんが灰色の煤ぼけた姿になっているのに気づきました。
キャリーバッグのふたを開け 「うちの子になる?」と聞きました。
ちょっと戸惑って入ってきました。
F動物病院へ直行 健康検査の結果 猫エイズのキャリア
先住猫龍馬と接触させられません。
二階の一部屋と それに続くベランダに小さな小屋を作り
白ちゃんの居場所となりました。
(私が描いた白ちゃん 気立て良し 器量よし)
顔も上げずに食べていたご飯を ゆっくり味わって食べるようになり
猫じゃらしや紐で 飽きずに遊び
膝の上で 赤ちゃんフミフミを繰り返す
(避妊手術を幼いときにしていたのでしょう 子供らしさを持ったままでした。)
たまにドア越しの龍馬を一声で固まらせ 「シーちゃん格好いい!!」と、尊敬されてもいました。
八年が穏やかに過ぎました。
夏の日 口内炎発症 インターフェロンが効かず 治療方法がないと言われてからも
すり潰したご飯をスポイトで口に入れると懸命に飲み込み
カスタードクリームをなめ 白はその時その時を一生懸命でした。
あ~ 白ちゃんは今日逝くんだなと感じ 寝室に連れてきて
「シーちゃん シーちゃん」と身の置き所のない様子の白ちゃんに声をかけていました。
午前3時 一声鳴いて 白ちゃんは逝きました。
ほっとしたような顔でした。
白の本名は何だったのかなと ふと思います。
亡くなったおばあさんが ずっと守っていてくれたんだろうと夫と話します。
骨壺に向かって「シーちゃん おばあさんに会えましたか?」と聞くと
コトリと音がしました。
9月19日 白の5回目の命日です。
おばあさんが亡くなり 地域猫になりました。
無人の家の前に カリカリや 残り物を運んでもらっていました。
ある日 白ちゃんが灰色の煤ぼけた姿になっているのに気づきました。
キャリーバッグのふたを開け 「うちの子になる?」と聞きました。
ちょっと戸惑って入ってきました。
F動物病院へ直行 健康検査の結果 猫エイズのキャリア
先住猫龍馬と接触させられません。
二階の一部屋と それに続くベランダに小さな小屋を作り
白ちゃんの居場所となりました。
(私が描いた白ちゃん 気立て良し 器量よし)
顔も上げずに食べていたご飯を ゆっくり味わって食べるようになり
猫じゃらしや紐で 飽きずに遊び
膝の上で 赤ちゃんフミフミを繰り返す
(避妊手術を幼いときにしていたのでしょう 子供らしさを持ったままでした。)
たまにドア越しの龍馬を一声で固まらせ 「シーちゃん格好いい!!」と、尊敬されてもいました。
八年が穏やかに過ぎました。
夏の日 口内炎発症 インターフェロンが効かず 治療方法がないと言われてからも
すり潰したご飯をスポイトで口に入れると懸命に飲み込み
カスタードクリームをなめ 白はその時その時を一生懸命でした。
あ~ 白ちゃんは今日逝くんだなと感じ 寝室に連れてきて
「シーちゃん シーちゃん」と身の置き所のない様子の白ちゃんに声をかけていました。
午前3時 一声鳴いて 白ちゃんは逝きました。
ほっとしたような顔でした。
白の本名は何だったのかなと ふと思います。
亡くなったおばあさんが ずっと守っていてくれたんだろうと夫と話します。
骨壺に向かって「シーちゃん おばあさんに会えましたか?」と聞くと
コトリと音がしました。
9月19日 白の5回目の命日です。